ZERO HALLIBURTON

世界屈指のスーツケースブランド ゼロハリバートン

アメリカの大統領が持つ核兵器に関する重要機密事項が入った黒いブリーフケース(核のフットボール)がゼロハリバートン製である事や、アポロ計画で月の土を持って帰る際に使用されたケース(月面採取標本格納器)もゼロハリバートンである事で有名。


NASAにも採用された世界一の強度

近年はポリカーボネートやナイロン製のモデルも発売しているが、ゼロハリバートンのシンボルはシルバーのアルミニウムのスーツケースやビジネスアタッシュケースである。元々エンジニアであったアール・P・ハリバートン・シニアが過酷な状況下の中でも重要な書類や荷物を守る為に自らの手で理想のスーツケースを作った所から始まっている。素材は航空機にも使われるアルミニウム2024号金を使用、熟練した職人の手作業によって造りだされ、その強度は航空機事故で中身に損傷のないゼロハリバートンのケースが発見されたほどである。1平方メートルに対し、440トンの圧力に耐える世界でも有数の強度を誇っている。

\1938年頃からオーダーが殺到し、本格的に生産を開始、1946年にはブランドの象徴であるプレイスライン(縦のライン)をいれたデザインを発表し、1969年にアポロ計画で使用された。


ポリカーボネートをつかった軽量スーツケースを開発

2000年代になるとポリカーボネートを素材に使用したアタッシェやスーツケースを開発、柔軟性と耐久性に優れた驚くほど軽いバッグを世に送り出す事に成功。立体的なデザインに鏡面のポリカーボネートは近未来を思い浮かべさせる程に先進的で、デザインと実用性を兼ね備えた世界的なバックブランドとして君臨している。




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