BALENCIAGA

BALENCIAGA (バレンシアガ)

バレンシアガ(BALENCIAGA)はフランスのラグジュアリーブランド。ウェアからシューズ、バッグなどアクセサリーまでトータルで展開している。創業者はクリストバル・バレンシアガ(Cristobal Balanciaga)。1895年スペインに生まれる。1918年、クリストバル・バレンシアガがスペインのサン・セバスティアンに最初のオートクチュールハウスをオープンした。

バレンシアガのデザインはスペイン国内で高い評価を受け、2番目のオートクチュールハウスをマドリッドに、3番目をバルセロナにオープン。王室も顧客になるなど、スペインのファッション界をリードする存在になったが、スペインの内乱を機にパリへ渡る。
バレンシアガのシンプルで完璧なシルエットは高く評価され、パリのエレガンスを体現する存在に。30年代には、クリスチャン ディオールの「ニュールック」の前身ともいえるスタイル、ウエストシェイプされたワイドスカートのスーツを発表。40年代から50年代にかけては、四角い肩に狭めたウエストラインの服や、ウエストラインを持たない「バレル・ルック」、シンプリシティを追求した「サック・ドレス」などを発表。
1995年、ニコラ・ゲスキエールがライセンスデザイナーに就任。その後、1997年にはプレタポルテ及びアクセサリー・コレクションのクリエイティブディレクターに就任。ニコラ・ゲスキエールのデビューコレクションは、衝撃的な印象を残し、新生バレンシアガをアピールする。ゲスキエールはバレンシアガの伝統的なスタイルを継承し、ウェアだけではなく、バッグ、シューズでも好評を得た。
2015年、アレキサンダー ワンの後任として、ヴェトモン(Vetements)のデムナ・ヴァザリア(Demna Gvasalia)が新アーティスティックディレクターに抜擢された。